いよいよ明日は甲子園の決勝戦が行われますね。東東京代表の関東第一高校と京都代表の京都国際高校の試合となります。8月上旬から始まった甲子園がもう決勝戦だけになりました。あっという間でしたね。明日の試合について予想や前回の予想の結果など踏まえて話していきたいなと思います。
まず、準決勝の予想ですが僕は神村学園と京都国際の決勝戦進出を予想していました。
1試合目の神村学園高校と関東第一高校の試合は神村学園が打線で打ち勝って、勝ち上がるかと思いましたが、関東第一の投手と守備陣が素晴らしかったですね。ヒットの数は神村学園が多かったのですが、要所を抑えた関東第一の勝負強さが際立ちました。逆に神村学園としては、失点をした場面で2つのエラーが重なりました。やはりミスが命取りとなってしまいましたね…。今後の高校野球もバットの影響を考えるとロースコアの試合も増えてきそうです。なので、細かいミスが起きないようなチーム作りが求められていくのではないかと思います。
僕がこの試合で一番印象に残っているのは試合終了となった場面ですね。試合を見られている方からしたら当然だと思いますが、僕は関東第一のセンターのバックホームよりも神村学園の背番号13番の代打の選手にフォーカスを当てたいです。
確かに、あのバックホームは甲子園の名場面になると思います。少しでも送球がずれていればセーフとなり、試合が続いていたからです。そういう意味ではこの試合の最高のプレーはあのバックホームです。
ただ、神村学園の代打の選手は今回の甲子園で初打席でした。県大会でも1試合しか出ていません。そのような中、甲子園準決勝という大舞台で9回2死、自分がアウトになるとチームの夏が終わってしまうという場面で代打で出場しました。僕もラジオで聞いていましたが、少し耳を疑いました💦失礼なことですが、とても無理だろうと、スラムダンクを知っている人は分かるかもしれませんが、思いで作りかなと最初思ったほどです。しかしながら、このような状況の中、素晴らしいセンター前ヒットを放ちました。結果は残念ながらホームでランナーがアウトになり、試合が終わってしまいましたが、あの精神力というかここぞで力を発揮した選手にはとても感動しました。試合後の宿舎で神村学園の監督が背番号13番の選手を抱きしめながら「ありがとう!」と伝えていたのを見たときは目頭が熱くなりましたね( ;∀;)このような素晴らしい場面を見られるからこそ、甲子園を見ることがとても好きなのです‼
続きまして、2試合目の京都国際高校と青森山田高校の試合ですが、この試合は京都国際が勝つと思っていましたが、とても接戦でしたね。序盤青森山田が京都国際のエースを攻め立て2点を先制しました。この時、僕は青森山田のペースに進むのかなと思いました。しかし、ここからしっかりと立て直したのはさすがでしたね。守備から流れを掴むことで6回に集中打で逆転し、勝利しました。序盤こそ劣勢でしたが、試合を通すと横綱相撲のような安定感がありましたね。
こう見ると、今大会の中でも攻撃と守備という面では京都国際はレベル1つ違うのかなという印象ですね!青森山田としては3回裏のノーアウト3塁のチャンスを活かせなかったこと、5回と9回にノーアウトでランナーが出たにも関わらず、2回ともゲッツーでチャンスを潰したことなど目立ったミスではないのですが、細かいことで点に結び付けられなかったことが敗因かなと思います。裏を返せばそれだけ京都国際の守備が際立っていたということだと思います。やはり京都国際の2枚看板は素晴らしいですね。特に11番の選手はまだ2年生ということが信じられないほどいいピッチングをします。打線もこの試合は6安打と抑えられましたが、集中打で点を取れるあたり地力があるなと感じました。
決勝戦の展望
最後に、決勝戦の展望を考えたいと思います。こちらはシンプルかつ簡潔に書きたいと思います。
ポイントは3つです。
①関東第一が接戦に持ち込みつつ終盤を迎えることが出来るのか。
②京都国際の投手の調子はどうなのか。
③先制点はどちらが取るのか。
それぞれの説明として、
①は、関東第一が京都国際の横綱相撲のような試合展開ではなく、常にプレッシャーを掛けたまま終盤を迎えれるのかということですね。接戦でチャンスを迎えながら終盤まで来ることが出来れば、関東第一が勝ち切るチャンスは充分にあると思います。
②は、京都国際の投手の出来が今大会のように万全の状態であれば、京都国際がとても有利になるだろうということです。京都国際の投手が万全だと中々点を取るイメージがわきません。そうなると、関東第一の守備などにほころびが出てしまう可能性が高まるので、京都国際の投手に注目したいですね。
③は、先制点がどちらが取るかということですが、先制点をとった高校が優勝にとても近づくと思っています。京都国際の場合では先制点を取ると試合の主導権を握り、そのまま圧倒しそうなイメージですね。逆に、関東第一の場合は、先制点を取ることで、終盤まで接戦に持ち込むことが出来ると思いますので、①であげた接戦を勝ち切る展開に持ち込めると思います。なので、先制点を取るか取られるかがもしかしたら、優勝校を決める最重要要素になるかもしれません。注目したいですね‼
最後に、見る側は楽しむだけですが、プレイする選手には怪我なく、全力プレイで頑張って欲しいですね!どちらの高校が優勝しても初優勝となるので、とても感慨深いものになると思います。どんな結末を迎えるか、楽しみにしながらブログを終わりたいと思います。読んで頂いてありがとうございました‼
甲子園決勝戦を前に

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